Gravity First Press Included - Premium Coffee Press for Home & Office Use - Perfect for Freshly Brewed Coffee, Tea & Cold Brew

Gravity　アニメのキャラにほぼストレートに寄り添いながら曲として独立した歌詞というのはその前提を理解しながら聴くっていう姿勢が最初は必要ですが、アニメ知らずで聴いてもすんなり流れ込んでくる透明なブルーの奔流、というのが第一印象。ちなみにアニメは見ました。発売前から「重力」、グラビティという用語をどんなふうに歌に盛り込むのかを想像してました。双曲線めぐりあう奇跡、にもにんまり。メロディ、アレンジにも意外性を盛り込んで違和感なくなじませる。ああクララ、カレン声で歌われるならもうなんでもステキソングになるのかも、なんてことを感じられたのでした。Cloudy　明日から合えなくなるのにどうして平気なの？意地悪！ってもうなんですかカワイイ。でもずっと会えなくなるわけじゃないみたいだし、ちょっと「恋磁石」（実はノロケ曲）を思い出して微笑んでしまう。だってもしかしたら相手は「明日から１週間部活の合宿で出かけてくるだけ」だったりして？いやそれでもこの子には大事（おおごと）なのです。他の二曲とも合う透明感とドライブ感で、強がりながらデレる女の子が廊下を走る表情何て情景が目に浮かびます。アワイオモイ　「友達には言えない」で始まる彼女のモノローグ。相手との関係を友達に話せないのはなぜ？と聞き手の想像力を刺激して、ともすれば暗く切なすぎる歌になりそうなのに、ビートの効いたリズムと統一感のあるアレンジがいい意味で「面白い」雰囲気を醸し出していると思います。もちろん歌詞とメロディがそれをしっかり受け止めているから。いつか静かなアコギとピアノのアレンジなんかも聴いてみたいかも。　脚韻を踏んだ曲名を含む、クララとカレン歌い分け＋ユニゾンのアワイ、オモイ、セツナイ。この３，３，４文字が耳と体に残るフレーズになってます。アワイ、ネガイ、キエナイ。そしてトオイ、トオイ、ヤクソク（ここは脚韻なし）。心に秘めた、秘めざるを得ない想いと願い。言葉に出せるのはそのどちらも「カナワナイ」という一言だけ。たぶん悲しい歌なのに、悲しさを見せない軽妙なビートにいじらしい強がりさえ感じてしまう、そんな曲だと思います。